浜田卓二郎の発言 (財政金融委員会)
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○浜田卓二郎君 そこで金融の話なんですが、盛んに聞こえてくるのは、きょう私、竹中大臣に出席をお願いしたんですがお出になれない。これはやむを得ないんですが、竹中大臣の御発言も含めて、どうも今の内閣の経済政策というのは、もう財政はだめなんだ、財政は役に立たない、金融でやる、そういうふうに言っているようにしか聞こえないんですよ。では、金融政策にあと何がありますか。
私も、ゼロ金利というのは離脱できる、できるだけ早い時期に離脱せよ、ゼロ金利の弊害というのはもうきわまっているよということを何度もここで申し上げてきましたけれども、しかしゼロ金利政策を堅持しておられる。それで流動性も、じゃぼじゃぼと日銀総裁が言われるぐらいじゃぼじゃぼにしておられる。効果ないでしょう。
それから、今インフレターゲット論なるものが出ていますけれども、私に言わせれば、実際はもう日銀はインフレターゲット政策に踏み切っていますよ。この前の金融政策の変更の決定の中で、物価水準を継続的にゼロ以上にするということをうたっておられる。この間の月例報告にもございました。月例報告じゃないのかな、何報告ですか。私は、最初のその決定をなさったときにこの場で、それはインフレターゲット政策でしょうと申し上げた記憶があります。つまり、物価水準を継続的にゼロ以上にするというのはどういう意味ですか、では物価水準を六、七%まで持っていこうという意味ですかと。
そうじゃないと思うんですね。これは今までの経験則なり、どれだけ理論的な裏づけがあるかわかりませんけれども、我々は二、三%の物価上昇率というのが多分健全であろうというふうに思ってきました。だから、ゼロ以上に物価水準を持っていくために金融を調整しますというのは、まさに、これはもう金融政策の目標として一種の、言葉は悪いですけれども、そういうものに踏み込んでおられる、私はそう理解している。つまり、もうやることは全部やっているんですね、金融政策としては。ですから私は、それでは景気に対してはどうするのか。
午前中の議論の中で竹中さんが言っておられましたね、峰崎さんの質問に対して、短期的には財政のそういう役割、機能については意味があると考えていますと。私も、今短期の話をしている。短期というより今の経済の局面の話をしている。ここで政策を間違っていませんかということを申し上げたいわけです。
つまり、言葉は過ぎるかもしれませんけれども、私は、財政政策は責任を放棄しているんじゃないか。金融でやれと言ったって、金融はもうやることがないじゃないですか。ですから、それでは景気に対しては何もしないということなんですか、あるいは来年度予算まで考えれば、マイナスで組む、つまり緊縮財政でいく、それで本当にいいんですか、その理由は財源がないからだということだけでいいんですかということを聞きたいわけです。