西川太一郎の発言 (経済産業委員会)
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○西川(太)委員 きょうは、参議院で武部農水大臣に対する問責決議提出という緊迫した政治情勢の中で、ともすると、最近の国民の声は、この厳しい不況の中でスキャンダルの暴露合戦、揚げ足取りばかりやっていて国会は何をやっているんだ、こういう御批判を、議員各位はそれぞれの地元で生の声をぶつけられている御経験をお持ちだと思います。
そういう中で、委員長の英断と与野党の筆頭理事、また理事の皆さんの御努力、そして大臣、副大臣のまじめな姿勢によってこの委員会が、現下の大変厳しい中小企業を初めとする国民生活にとってまじめな議論をしているというのに、テレビカメラが一台も来ていない、新聞記者が一人もいない。私は、こういうことこそ国民にもっと知らせてほしい、本当にそう思って、私はこの委員会に所属しておりますことをまことに名誉に感じておりまして、質問の機会を与えていただきました与野党筆頭理事に感謝を申し上げて質問に入りたい、こう思うわけであります。決してひょうたんからこまの質問なんということは言いません。
相も変わらず、金融問題について、大臣、副大臣にお尋ねをさせていただきたいと思います。
大臣は参議院の本会議の御都合もおありと聞いておりますので、どうぞ適当なお時間に参議院に出向いていただきたいと思います。したがいまして、初めに大臣に総括的に伺いたいと思うのでございます。
大臣の御努力、また与野党の議員の皆さんの御努力によって私も質問をさせていただきましたが、いわゆる金融庁の金融機関に対する検査マニュアルについて、デフレ対応策の中で、小泉内閣は、検査前、検査中、検査後に、検査官に対して適切な指示を上級職の者が出す、または当該金融機関のいろいろな都合についても詳しく、その金融機関の立場に立って理解をする努力をすると。
さらに、この間、当委員会に参考人でおいでをいただいた全国信用金庫協会の長野会長に伺いましたが、デフレ対応策の中で、いろいろなパターンを類型化して、こういうケースなら貸してもいい、こういうケースはちょっと問題があるんじゃないかというようなことを、わかりやすい手引をつくって、それが実施されるならば大変な効果が上がるだろうという御意見も拝聴したところであります。
現在、中小企業庁を中心に、金融庁と、このマニュアルをめぐって、もっともっと金融庁の姿勢というものを——借り手側の、大変苦しい中で努力をしている中小・小規模企業者の立場、また、そういう人を何とか助けようとしているいわゆる地域金融機関、中小金融機関の立場、こういうものを平沼大臣としては守っていかなきゃいけない、こういう御努力をしてこられたというふうに思います。
私は、失礼ながら率直に申し上げますけれども、経済産業省の悪い癖は、はやりに敏感であるけれども、粘りがない、一つ何か打ち上げると、すぐ次のことにぱっと移っちゃう、これは頭のいい人の特徴ですね。だけれども、平沼プランというものは、私は実体経済を改善する意味で大変重要だと思って支持しているわけでありまして、そういうことをもっとやってもらいたい。その実体経済を救うためにも、この金融機関に対するマニュアル問題というのは非常に大事であると思います。
そこで、大臣に伺うわけでございますけれども、どんなやりとりを、経済産業省、特に中小企業庁、大臣の御指示によって、金融庁とこのマニュアル改善のために闘ってきたのか、そのことについて大臣から御答弁をいただきたいと思います。