北橋健治の発言 (経済産業委員会)

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○北橋委員 それでは、環境の保全という言葉の中にはNOxその他いろいろな問題もあるということで、その中には、超党派の議連からの要望もこれありで、地球温暖化の防止という視点も入っているのだというふうに、仮にそう理解をいたしましょう。
 そうしますと、この法案の体系というのは、いろいろなところで大変大きな疑問点、疑念というのが必然的に起こってまいります。それが、産業廃棄物、とりわけ廃プラ発電、これを、別に私どももやめろということは言ってはいないわけです。しかしながら、これを、自然エネルギーを育てていく、それを支援する法律のスキームに加えることに私どもは反対をしてきたわけでございまして、これまで同僚委員の質問に対しましても、どうせ燃やすのだからそれだけではもったいない、発電に利用してもいいじゃないか、こういう開き直った答弁が続きまして、愕然としております。
 ですからこそ、最初に、この法律の目的は一体何なんですかということをお尋ねしたのです。そうすれば、環境の保全とうたっているけれども、地球温暖化の防止も入っておる、こういうことでございますから、改めて廃プラの発電については、皆様方の考え方を聞かせていただきたいと思うのです。
 きのうの参考人質疑でも私は取り上げさせていただきましたが、飯田参考人からも、環境自然保護団体あるいはNGO、NPOですね、そういったところから、いろいろな再生可能エネルギーの将来の予測ということで非常に心配があるという指摘がございました。
 まず、ここから、ちょっと政府の見解をお尋ねしてまいりたいと思います。
 湖、池の生態系を破壊するといって今話題を呼んでおりますのはブルーギルという魚でございまして、外来種でございます。よくブラックバスがほかの魚を食べると言いますが、ブラックバスは河口湖でも共存しているという例もございますので、ブラックバスの名誉のためにここはブルーギルと言わせていただきますが、ブルーギルというのは、ワカサギからフナから何から全部食べちゃいまして、重大な生態系の破壊になっている。物すごい生命力があるのですね。
 自然エネルギーというのは、最初はコストが非常に高いわけですね。ですから、マーケット原理からいうと、すぐには立ち上がって対等に勝負ができないわけです。だから、法律が必要なんですね。ところが、この廃プラというのは、物すごい競争力を持ったローコストのものができる可能性が指摘されております。そうなりますと、環境自然保護団体あるいは環境に詳しい議員の中には、やはり、今のスキームでは大切な自然エネルギーというものが相当に駆逐されてしまう、こういう懸念を指摘してきたわけです。
 それで、お尋ねをいたしますが、多くの識者は、八割ぐらいはごみ発電になる。つまり、この政府の法案はごみ発電促進法ではないかと言っていますが、そうではないとおっしゃるのであれば、例えば風力、太陽光だとかバイオマスだとか、そういう大切なものを育てていけるのだとおっしゃるのならば、その根拠を改めてお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 北橋健治

speaker_id: 2987

日付: 2002-04-24

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会