畠山襄の発言 (憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会)

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○畠山参考人 御指摘のとおりでございまして、結論から申し上げると、ブロック経済化という懸念は払拭するべきだと私も考えます。
 それで、ブロック経済化の懸念の実体は何かというと、例えば、EUがEUとして内向きになって、そして対外的な障壁を高めていくとか、そういうことが懸念されていたわけでございます。ところが、率直に申し上げて、この十年のEUの対外通商政策は非常に開放的でありました。アメリカと比較いたしましても、アメリカよりよほど開放的でありました。EUも一方的な制裁の規定がありますけれども、一度も発動したことがありません。そういうことで、まずEUがブロック経済化の元祖になるというおそれはないんじゃないかというふうに思います。
 ただ、中国がこの間、石広生さんという対外経済大臣がおられますけれども、自由貿易協定の担当の大臣でございますが、この対外経済大臣が私におっしゃいましたのは、必ずしも自分の意見じゃないんですけれども、他の人が次のように言っていると。それは、北米自由貿易協定があるね、EUがあるね、それでアジアでこれがある、自分がASEANとやろうとしているこれがある、したがって世界は三つの経済圏に分かれるんじゃないか、こういう意見もありますよということを言っておりましたので、中国がどういうふうに考えているかということについては、少し考えなくちゃいけないかなと思いました。

発言情報

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発言者: 畠山襄

speaker_id: 12402

日付: 2002-03-28

院: 衆議院

会議名: 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会