寺島実郎の発言 (憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会)

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○寺島参考人 望ましくは、その方向に行くべきだというふうに申し上げたいと思います。
 これは、配っている資料を若干活用する意味もあって、この二ページ目の「エマージング諸国の経済見通し」ということの中で、世界のエコノミストの平均的な予測値が、二〇〇二年、二〇〇三年についているんですけれども、おっしゃったインドというのは、今五%成長ゾーンということですごく経済的にも力をつけてきている、中国の七%ほどではないですけれども。
 御承知のように、ASEANとインドの関係というのは物すごく重要なんですね。特に、シンガポールとインドのITにおける連携というのは我々が物すごく気にしているところです。ASEANに対するインドの影響力、それからさらに、中国の南進という言葉がありますけれども、要するに、ASEANに対する大変大きな浸透性、影響力、そういう中で、アジアの経済大国としての日本がどういうスタンスをとっていくのかということは非常に重要で、こういう経済的な関係をも背景に置いて、それをより安全、安定したものに持ち込むための、おっしゃるような多国間の外交安全保障に関する意思疎通の場を南西アジアにまで広げたフォーラムにということは、一つの視界に入れておくべき戦略だろうと思います。

発言情報

speech_id: 115404188X00320020509_014

発言者: 寺島実郎

speaker_id: 12372

日付: 2002-05-09

院: 衆議院

会議名: 憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会