2002-06-06
衆議院
田久保忠衛
憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会
田久保忠衛の発言 (憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会)
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○田久保参考人 台湾に対する考え方は、必ず中国に対する考え方と相連動しておりまして、対中政策を少し変えないと台湾に対する政策は変えられない、こういうことではないかなと思うんです。台湾だけ切り離してというふうにはまいりませんので。要するに、台湾に接近すると必ず中国から何か言われる、言われるとひるむという、この繰り返しがずっと行われていたんではないかなというふうに私は考えております。
私自身はどういうふうに考えるかというと、台湾というのは大変重要な国でありまして、台北から物を見ると、自分の国の安全保障、大陸が暴力に訴えない限りは我々はこのまま平和でいたいと。ただし、みずからの国を守るには、これは台湾の軍事力を、国防力をしっかりしなければいかぬだろうと。二番目、これは一番重要ですけれども、台湾関係法をアメリカがいざというときに発動してくれること。三番目、日米安保条約あるいは周辺事態、これはいつか加藤紘一さんが北京に参りまして、周辺事態には台湾海峡は含まれていないというようなことをおっしゃった。ここで官房長官が、冗談じゃない、あれはバシー海峡から北、朝鮮半島というか韓国までだということをおっしゃって、ちょっと意見が割れたようでございますけれども。
台湾にとっては国防力、それから米台、台米関係法、それに日米安保条約、三つ重ねて何とかみずからの安定を図りたいなということでございますので、経済関係は今のままどんどん強めていけばいいんですが、ここのところをはっきりさせるということは、日台関係が飛躍的に質的に高まるんじゃないか。逆に、日中関係が悪化する、こういう連動した関係ではないかなというふうに考えております。