2002-07-11
衆議院
山田敏雅
憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会
山田敏雅の発言 (憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会)
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○山田(敏)小委員 山田敏雅でございます。きょうは、どうもありがとうございました。
このEUの理想というものをちょっと考えてみるのですけれども、今おっしゃったように、ヨーロッパの恒久の平和を実現するにはどうすればいいかということなんですが、EUがやろうとしていることは地球の恒久的な平和につながっていくものだと思うんですね。
国連という組織があったわけですけれども、過去五十年の歴史を見ると、地球の今のいろいろな紛争をとめる機能は不十分であった。連邦国家という考え方が述べられているんですけれども、単純に言うと二つあると思うんです。一つは、軍事力を一つの統治下に置くこと、もう一つは、国際紛争というか国家間の紛争を、強制力のある裁判制度、国際司法裁判所が今機能しておりませんけれども、この二つが恒久的な平和に持っていく大きなかぎだと思います。
その点でちょっと御質問したいのですけれども、ヨーロッパの国家間の紛争、これについて、裁判制度をきちっとして、しかもそれが本当の強制力のあるものにしていこうというふうに、今度の憲法については向かっているのかどうか。
もう一つは、軍事力、NATOの話が出ましたけれども、これを本当に各国の、例えばイギリス軍というのがなくなってNATO軍しかない、フランス軍というのもなくなって、EUの中の軍隊としてはEUの一つの軍隊しかない、各国は警察機構を主に扱う、こういう考え方があると思うんですけれども、それについて、そういう議論は進んでいるのかどうか、この二点について。