西川善文の発言 (財務金融委員会)
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○西川参考人 三井住友銀行の西川でございます。お答えをいたします。
十三年度につきましては、私ども、合併直後ということもありまして、経営の土台固めを改めてやらなきゃならないということもございまして、債務者の状況、それから債権の内容等につきまして、再度抜本的な見直しを行いました。そのことによりましてさらなる償却、引き当て処理を促進いたしまして、将来の資産劣化リスクへの対応力の強化を図ってまいりました。その結果、不良債権処理、償却、引き当てを大幅に積み増しをいたしました。
したがって、十四年度以降の処理額、償却、引き当てでございますが、これは大幅に減少していくものというふうに見込んでおりますが、まだまだ客観情勢は大変厳しいものがございますし、企業倒産が依然として高水準であるというような問題もございますので、銀行といたしましても、またその不良債権の最終処理を急ぐ必要があるという事情もありますことから、やはり、減少はいたしますものの、我々が考えます巡航速度というラインをかなり上回る水準がここ数年続くのではないかというふうに思っております。そういう覚悟で臨まなければならないというふうに思っております。ただし、その水準は、我々の業務純益の範囲内に十分おさまっていくものというふうに考えております。
不良債権残高につきましては、私どもの場合、今申しましたような事情で十三年度、相当増加をいたしました。そういう関係もございまして、基本的には今後減少していくというふうに考えられますが、長引く不況によりまして、新規の不良債権発生も予想されますので、いずれにいたしましても、政府の方針にのっとりまして、原則一年以内に五割、そして二年以内に大宗の処理を終えるために必要な措置を講じていく方針でございます。
以上でございます。