トーマス・バーンの発言 (財務金融委員会)
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○バーン参考人(通訳) 先生の御質問にお答えしたいと思います。
先ほどケラーの方からもコメントがありましたが、ムーディーズは独立した立場を持っています。政治的な姿勢はとっておりません。そんな政治的であったら、ビジネスをこれだけの時間にわたって継続はできなかったと思っています。
そしてまた、日本の今後の見通しの安定性ということに関してなんですが、マーケットアナリストの中には、そうした格付に関しての反対の意見が出ているということも認識はしています。そしてまた、アカデミックの部分からいろいろ出ている批判、全体的な格付ですとか、それからまた政府がそうした債務問題に対処するだけの十分な政策を行っていないというような批判的な意見が出ているということも勘案をしています。
私どもの基本的なこの格下げの理由というのは、日本の債務レベルというのが持続可能なレベルを超えてしまったということにあります。戦後のところから見ても未踏の領域に入っているということもそうですし、そしてまた、何らかの問題が起こったときにそれに対する対応が難しいのではないかというところが理由でもあります。
そしてまた、プレスリリースに関しては、ソブリン関係のプレスリリースの中では、その長さということを見ても、違っています。そしてまた、日本のソブリンリスク、そしてまた外貨建て、外貨に対するリスクというところに関しても、ウエブページで情報も公開をしています。プレスリリースのところで前向きなコメントというところでかなりの行を割いたというところに関しては、そうした全体的なセンシティビティーというところを勘案したということも確かにあったことは言えます。