トーマス・バーンの発言 (財務金融委員会)

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○バーン参考人(通訳) 藤島先生に対するお答えです。
 私どもは、さまざまな要因というもの、そしてまたいろいろな強み等を経済システムの中で見て、それを織り込んだ形でデフォルトの可能性というものをはじき出しております。先ほど言った強みということ、これに関しては、外貨準備高ですとか、それからまたその他、資本、所得、そして貯蓄高の高さということに関しては、Aa1の外貨建ての国債の評価というところにつながっていると思います。そしてまた、当面は安定した見通しというようなことで考えています。
 自国通貨建てに関しては下げています。A2というところまで格下げを行ったわけですが、これに関しては、国内の通貨義務ということを考えての判断にもなります。そしてまた、クレジット価値、信用価値ということに関しても、特にこれは財政の面ということですね、日本の政府債務のGDP比率、そしてまた債務の歳入に対する割合というところから判断をいたしました。こうした比率に関しては、ほかの国と比べると、先ほど先生が言われた国よりも悪い状況にあります。
 そして、今後の流れ、そしてまた見通しというところもこの中には入っています。ほかの国では、今後の見通しがもっと強く持てるものもあります。日本に関しては、債務の額、そして割合がまた今後もふえるというふうに考えられます。そして、政策的な決定、その選択というものが、短期的に、中期的にどう行われるかということを考えると、やはりそこのところはリスクを見なければいけないというふうに考えたわけです。もちろん、そうしたようなところというのは、私どもの評価に反映されております。特に、債務がふえているというところが、そうした判断の基準にもなっています。

発言情報

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発言者: トーマス・バーン

speaker_id: 5232

日付: 2002-06-12

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会