伊藤公介の発言 (予算委員会)

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○伊藤(公)委員 自由民主党の伊藤公介でございます。
 二〇〇二年最初の予算委員会のトップバッターで質問をさせていただけることを大変光栄に思っております。なかなかイチロー選手ほどにはいきませんけれども、しっかり伺っていきたいと思います。
 小泉総理は、総理御就任以来、国内外ともにさまざまな問題がございました。しかし、今、総理、私たちが地元に帰って皆さんの声を黙って聞いていますと、このまま小泉内閣の改革が進むと、明治維新以来の改革になるのではないか、そして、小泉総理は歴史に残る総理になるのではないかという声がございます。これは、私が言っているのではないんです。町の声なんです。
 私は、なぜ国民の皆さんがこんなに小泉内閣に大きな期待を寄せているんだろう、いろいろ理由があると思います。非常に小泉内閣にはスピード感がある。問題が来ると、非常に適切に決断をされる。あるいはまた、総理自身が非常に明るいですよね。やはり、国のリーダーというのは陽気で明るくなくちゃだめですよ。私は、非常に元気がいい総理を見ていると、今なかなか大変なときにありますけれども、国民の皆さんも、必ずいい時代が来るであろう、そして政治は、今本当に言ったことを政治家はやってくれるのではないか、そういう信頼感があると思います。
 だから私は、この小泉内閣で二十一世紀の日本の大切な、例えば将来に対して多くの国民の皆さんはいろいろな心配があります。年金、大丈夫なんだろうか。私の家族が長期療養になったときに、日本の医療は大丈夫か。今、国民の医療費は既に三十一兆円を超えました。日本が二〇二五年、高齢化社会のピークを迎えたときの国民医療費は、何と八十一兆円です。ことしの平成十四年度の予算が八十一兆円ですから、どれだけこの負担が大きくなるかということは御推察をいただけると思います。
 私たちは、政治が今責任を持って国民の皆さんに、将来のこの国の社会保障の給付と負担をどのように世代間で分担していくかという、まさにグランドデザインをしっかりと示さなければならないときも来ていると思います。
 しかし、この平成十四年度の予算でも、小泉総理が、三十兆枠を何とか守ってもらいたい、もうこれ以上次の世代、三十代、二十代の皆さんにツケを回してほしくないと言って、皆さんの御努力で予算が組まれました。それでも、ことしの暮れには六百九十三兆円もの国と地方の長期債務になるわけであります。我々は、将来に責任を持った決断をしていかなければならないと思います。
 国の外では、十三億という大きな世界のマーケットが隣にあります。私は、昨年の九月、中国に行きました。中国は文字どおり、多くの皆さんが感じられているように、世界の工場になったという実感を受けて帰ってまいりました。私たちは、二十一世紀、再び科学技術創造立国、できればもう一つ、環境先進国日本、新たなチャレンジをしなければならないときを迎えていると思います。
 きょうは、多くのことを御質問したいんですけれども、もう限られた時間です。そして、きょうは補正予算の審議でもありますので、それにできるだけ関連をして私は数点伺ってまいりたいと思います。
 まず、現在の我が国の経済の現状について総理の御認識を伺いたいと思います。
 失業率は五・五%、そして倒産は非常に高い水準で今推移をしています。日本経済は決していい状況にはないと思います。この内閣で改革をする、改革の向こうに、私たちは安心できる社会が来る、また、活気のある日本の経済を取り戻してくれるであろう。そしてまた、それぞれの民間の皆さんも、今自分たちが、心の中にむしろ改革がある、そういうことを理解し始めていただいているのではないかというふうに思います。
 私は、昨年のちょうど九月の十一日、アメリカのテロ事件のときにシカゴに滞在していました。日本は貿易立国です。我が国の貿易の三〇%をアメリカに私たちは輸出しています。アメリカの経済は日本を直撃します。しかし幸いなことに、アメリカの最近の経済を見ますと、市場が想像したよりもアメリカ経済は早く回復するのではないかという声もございます。
 これらのことを含めて、今総理がどのような経済認識、現状認識を持っているかをまずお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 伊藤公介

speaker_id: 33876

日付: 2002-01-24

院: 衆議院

会議名: 予算委員会