安倍晋三の発言 (外交防衛委員会)
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○内閣官房副長官(安倍晋三君) まず、今回、十五日に五人の生存しておられる方々の帰国について、家族を分断することにはならないかという御質問でございますが、まずこの五人の方々本人のみの十五日の帰国ということにつきましては、昨日家族会の皆様のまず御了承をいただいたわけでございます。家族会からは横田御夫妻、そして増元さんと蓮池さんにお越しをいただきました。横田さん、増元さん、それぞれ北朝鮮の発表によると既に死亡しているとされる被害者の家族、御両親、御家族の方々でございますが、皆様も家族全員の帰国を求めるべきであるという主張をしてこられました。今回のこの十五日の帰国、それは大変すばらしい成果であるというお話でございました。
そしてまた、まだ家族が残っている、被害者の方の家族が残っているではないかという御指摘でございますが、そもそもは、御本人たちの意思もあって、家族に訪朝してもらいたいというのが当初の北朝鮮側の要望であったわけでございますが、しかしながら、家族の皆様方のしっかりとした団結、そして私どもの政府の決意、そしてまた田中局長が大変粘り強く交渉した結果、当初はこちらから向こうに行ってもらいたいということでなかなか固かったわけでございますが、今回、向こう側から取りあえず御本人たちの帰国という成果を得たのではないかと、私はこのように考えております。
しかし、私どもの要求はあくまでも家族も含めての全員の帰国でございますから、その基本的な考え方は変えずにあくまでもその原則を守って北朝鮮側に交渉をしていきたい、こう思っております。