船橋洋一の発言 (外交防衛委員会)
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○参考人(船橋洋一君) このG8にロシアが完全にフルのメンバーで入ってくるということで大分変わってくると思います。やはり、G8そのものがより戦略問題であるとか、ああいう戦略性を強めますし、特にプーチンなどの外交手法一つとってみてもやはりトップダウンで、首脳外交、本来の意味での首脳外交がますます求められてくると。そういう中で、日本の今までの外務省中心の外交ではなかなかきついところが出てきたと。むしろ、そういうプロセス面での問題というのを一つ感じます。
対ロ政策上の意味合いとして見れば、たしか岡本さんのおっしゃったように、ロシア、日本、今までのように、ほどでは真剣に取り扱わなくなる危険性というのも一方でありますけれども、同時に、同じG8の場で日ロがこれから定期的により同じ対等の立場で会うこともまた可能なわけですし、経済も含めて改めて日本とロシアの協力関係という、むしろチャンスの方も生まれてくると思います。
あくまで領土問題は二国間の問題ですけれども、ある意味では多国間の協調の枠組み、米ロの新しい、新関係、こういうものもプラスになる要素もあるわけなんで、むしろそちらの方を生かしながらロシアとのより深い関係を作っていく、そういう外交の方に切り替えていく必要があると思います。