大木浩の発言 (決算委員会)

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○国務大臣(大木浩君) アメリカが京都議定書を批准しないということに象徴されますように、なかなか今の地球環境問題と申しますか、について各国と調子を合わせてくれないということは非常に残念だと思っております。
 それは、今おっしゃいましたように、ブッシュ政権がいろいろと前政権とは多少違った歩みを進んでおるということもそのとおりでありますけれども、ただ、アメリカも全くそういった地球環境問題について協力しないということではない。今度の会議でも先ほど申し上げましたようにいろんな面で、従来の経済、環境に加えて、更に社会問題というようなこともありますから、そういった問題についてはアメリカもある程度、例えば資金的な協力も強化するというようなことを言っておりますから、全体としては確かにアメリカが抜けておるというようなところはあるわけですけれども、そういうものにつきましては、できるだけやれることはひとつやってもらいたいと。
 もちろん、京都議定書の批准については、これはもう会うたびに強く言っておるわけでございますけれども、議定書だけについて言いますと、幸いにしてロシアの方も一生懸命、今、議定書の批准の手続は進めておるんで、何とか、今度のヨハネスには間に合いませんでしたけれども、できるだけ早くやるというようなことは言っておりますから、そのほか中国だとかインドとか、こういった途上国の方もだんだんに批准を進めておるということですから、アメリカに対しては今後も、もちろん日本だけじゃありませんが、みんなでひとつ強く申入れを続けていくということで、その続けていくぞということを今度の実施文書の中にも明記させてもらったと、こういうことでございますから。
 アメリカにつきましては、議定書自体についてはなかなか今すぐに答えが出るという状況じゃありませんけれども、京都議定書の元になります枠組み条約ですね、議員よく御存じの枠組み条約の方の中の協力というのはいろいろとやるということですから、アメリカとはいろんなバイの形での日米のいろんな具体的な協力事項というようなことも進めておりますし、それから今申し上げましたように、温暖化以外の問題についてもいろいろとアメリカとしても協力しようということを言っておりますから。
 確かに今回ブッシュ大統領は来なかった、それからプーチン大統領も来なかったということで、一番大口の米ソが欠席していたというのは残念でありますけれども、今後もいろんなまた会議ございますから、今回が終わりじゃないわけでありますし、それからむしろ今回を出発にして、ヨハネスを出発にしてこれから十年、二十年ということのまたいろいろな話合いというのもこれはもうほとんど毎年いろんな形で行われると思いますので、このヨハネスの会議というものは今回で、今後その次に一体行うのかということもまだ決定はしておりませんけれども、例えば京都議定書につきましては、これはこれからまた毎年会議があるというようなことでございますし、その他またいろいろの地球環境問題の会議もあるわけですから、そういったところを通じてひとつアメリカには強く申入れをしていきたいというふうに思っております。

発言情報

speech_id: 115414103X00420020911_014

発言者: 大木浩

speaker_id: 26411

日付: 2002-09-11

院: 参議院

会議名: 決算委員会