薦田隆成の発言 (国民生活・経済に関する調査会)
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○政府参考人(薦田隆成君) お答え申し上げます。
現在の不況の要因についてのお尋ねでございます。短期を主としてというようなお話でございます。
私ども、昨年十二月に、経済財政白書の第一回の号というものを公表させていただきましたが、その際に、景気回復が短命に終わった理由というものを分析いたしております。そこでは、今回の回復が外需に依存したということ、それから、経済全体というよりはIT部門への依存が大きかったこと、そういうことがあったがために、アメリカにおけるITバブルの壊れたというようなことが大きく影響するということになってしまったのではないかというふうなことを言っております。また、設備投資も、そういう意味で全般的なものという形でなくて、比較的IT中心に限られていたということでございます。
また、所得が伸び悩むということから消費が低迷する。経済の構造が変わっていく中で、雇用がこれまでの職から離れて新しい仕事に適合していくというところでの不一致といいますか、不整合といいますか、ミスマッチというものが拡大して、大体五%の失業率の大体四%ぐらいが構造的失業だというようなこと、そういうことが消費の低迷につながっている。さらに、先生もおっしゃられた不良債権、過剰債務というものが日本経済のおもしとなっている。そういうことのために景気回復が短命に終わったというのが現在の局面だというふうに理解をしております。