松あきらの発言 (財政金融委員会)

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○大臣政務官(松あきら君) 実は私は先月、山下先生の御地元である滋賀県に視察に伺わせていただきました。ちなみに私の本籍も滋賀県でございますけれども、滋賀県というのは、実は第二次産業、これが全国第一位、もちろん従事する方も全国第一位なんですね。そしてまた、製造業の産業の空洞化対策は大変重要であると県民の方が強く思っていらっしゃる方が大勢いるということに私は意を強くしたところでございますけれども、例えば立命館大学のびわこ・くさつキャンパスあるいは長浜バイオ大学など新設されるんですけれども、産学官の連携が大変に盛んでございまして、もう産業の活性化に積極的に取り組まれている、これに強く感銘を受けたところでございます。
 先生正に御指摘のとおり、産業空洞化の解決は重要な問題でありまして、私ども経済産業省といたしましても、昨年秋から大臣の私的懇談会といたしまして産業競争力戦略会議を開催しまして、その結果として五月十日に、先生も御存じのように、中間取りまとめを発表をさせていただきました。また、五月十三日には経済財政諮問会議におきまして、平沼経済産業大臣より、経済活性化に向けて、技術革新により最先端産業を創造し、我が国を高付加価値拠点化すること等を内容としました六つの戦略を提言したところでございます。
 中でも最大のポイントは、産学官の資源を集中させて我が国を世界最先端の研究開発拠点化をしまして、技術革新を次々と起こすことによりまして、二十一世紀をリードする最先端産業を生み出すことが重要と考えております。そのためのかぎとなりますのは、コア技術から実用化、市場化まで一貫した技術戦略であります。これから市場の拡大が見込まれる環境・エネルギー、IT、バイオ、ナノテク・材料の四分野を中心にいたしまして、思い切って政策資源の集中投入を図り、世界最先端の研究開発拠点を創出することが必要でございます。そのために、具体的には、試験研究税制の抜本強化、投資促進税制の創設などが重要であると考えております。
 二点目のポイントは、競争力のある企業を伸ばしていくことが重要であると考えております。企業レベルの選択と集中から国民経済レベルの選択と集中を行い、国内外の優秀な人材、資本を強みのある分野に集中させることが重要であると考えております。
 また、六月三日には、この提言の基本的な考え方、また具体的施策を盛り込む形で、経済財政諮問会議におきまして経済活性化戦略の案が提示されたところでございます。この経済活性化戦略につきましては、現在、最終取りまとめに向けて調整が行われるところでございますけれども、平成十五年度に向けた今後の政策展開における基本方針の柱の一つとして位置付けられているものと承知をいたしております。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 松あきら

speaker_id: 31948

日付: 2002-06-11

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会