野間赳の発言 (農林水産委員会)
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○副大臣(野間赳君) 委員御指摘の山東省、中国の沿岸部に当たるわけでありますが、外貨獲得農業モデル地区にということで、中国政府によりまして輸出を志向する農業モデル地区の指定がなされておりまして、施設の整備等に対し資金の援助がなされておると聞いております。地区内の農家収入のかなりの部分が農作物の輸出や加工に依存をしておる状況にあると承知をいたしております。
このように中国側が官民を挙げまして輸出に重点を置いておりまして、平成十二年から十三年に掛けまして中国からの野菜の輸入が急増したこともありまして、このような状況を背景といたしまして、ネギ等三品目に関します昨年四月にセーフガード暫定措置を発動をいたしたのであります。また、その後、日中間の交渉によりまして、日中農産物貿易協議会を設立をすることとなった経緯であります。
このような中におきまして、これまで重ねてまいりました中国との協議や日中農産物貿易協議会の場を通じまして日中双方の情報交換を進めてまいりました結果、平成十二年のような日本への輸出の急増は、我が国の価格のみならず輸出価格の下落を、先ほど大臣が申されましたように、招き、日中の関係者にとりましても不利益であるという認識が醸成をされつつあるところであります。
今後も、日中貿易協議会を通じまして日中間の安定をした貿易関係を築きますとともに、国内野菜産地につきましても輸入品に対抗し得る生産、流通の両面にわたる構造改革を進めていくことといたしております。