梅津準士の発言 (農林水産委員会)
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○政府参考人(梅津準士君) 今、先生御指摘の問題、つまり、ある種の価格補給制度がありますと、それを前提にして市場における価格形成がなされると申しましょうか、そういったことの懸念と申しましょうか可能性と申しましょうか、そういったことについては私どもも問題意識を持っております。
また、枝肉価格でいえば、東京、大阪のB2、B3の省令価格を日々私ども注意深く見ております。出荷頭数と価格の関係、それから季節変動、そういったものを毎日注意深く見ておるところでございます。
御承知のように、通常マル緊は八割でございます。BSEマル緊は物財費を下回った部分、十分の十見ております。そのような意味で、基本的にはこれは価格、今申し上げました枝肉価格につきましては需給で決まっておるというふうに認識しております。
これまでも、例えば子牛の補給金につきましても、和牛と申しますのはこういう制度がございますけれども、相当期間、補給金が出ておりません。それは、こういう制度がございますけれども、和牛の価格帯について一定の市場評価と申しましょうか、ある種の形成された相場観というものがあるのだろうと思います。
そのような意味において、先ほど先生からるるありましたように、現時点のそれぞれの各畜種ごとの枝肉価格の水準は正常な時期に比べて非常に低い水準にあることは事実でございます。
これは、私ども、例えば今年の一月、二月の成牛の屠畜頭数は、実は、例えば去勢和牛で見ますと、一月は前年の一〇九%、それから、成牛全体で見ますと、二月は一〇六、三月は三月半ばまで一〇九ということで、実は二月、三月は成牛の屠畜頭数が前年より多いというような状況にもございます。そうしたもろもろの要素を踏まえて、先ほど来、先生がおっしゃったような価格水準が基本的に形成されているのだろうと思います。
一方で、子牛については、御指摘のようにかなり安い水準にございますけれども、ぬれ子については相当回復の兆しが見えます。それから、ここ数日、東京、大阪の枝肉のB2、B3の価格もやや戻りつつございます。
そのような意味で、足取りはかなり、決して速いとは申せませんけれども、やはり需給を背景にして価格がそれなりに反応してきておるというふうに思っております。
ただ、冒頭申しましたように、基本的にこのような言わば補給のシステムというのは、今おっしゃったような、それを前提にした価格形成がなされかねないという危険性と申しましょうか、そういう可能性をはらんでいることを常に念頭に置いて制度を運用してまいりたいと思っております。