西藤久三の発言 (農林水産委員会)
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○政府参考人(西藤久三君) 先生今お話がありましたとおり、我が国の食生活、この二十年ぐらいのタームで眺めてみますと、かなり大きく変化をいたしてきております。
昭和五十年代、ちょうど米を中心として、畜産物、野菜、果実の組合せで、私ども、日本型食生活というようなことで表現させていただいたことがあるわけですけれども、栄養バランスも取れ、国内の農畜産物との組合せもいいと。結果としての自給率も、例えば二十年前の昭和五十五年の総合自給率を見ますと、その当時五三%でございました。現在四〇%まで低下してきていると、そういう状況でございます。
物の状況を見ましても、御指摘がありましたように、お米はかつて百二十キロ弱、百十八キロが六十四、五キロという水準でございますし、今回あれになっております野菜につきましても、ピーク時には百二十キロを一人当たり年間消費量超えていたものが、昨今は百キロ前後と。かつ、その中身についても大きく変化してきているというふうに思っております。
そういう中で、食料消費全体ということから見ますと、この背景、いろいろ取り巻く状況の変化、少子高齢化の進展、核家族化、単身世帯の増加、あるいは女性の就業と言うとちょっとあれですが、いわゆる雇用就業、かつては女性の方は自営業なりあるいは農業の中で自家就業という形が多かったんですけれども、近年の就業形態は雇用就業という形での就業が出ていっている。あるいは生活自体が皆さん二十四時間化というような形で、二十四時間販売店が開いているというような状況の中で米の消費が大きく減少を続け、あるいは畜産物、油脂等の消費が増加する中で、栄養バランスという点で見れば、脂質の取り過ぎ、栄養バランスの偏り、あるいは私ども一昨年から調査を開始しておりますが、食べ残しの問題、あるいは自給率低下、さらには昨今の安全、安心問題等々の中で、私ども、そういう状況を消費者の皆様に的確に提供し、一緒になって考えていく枠組みを作っていかなければならないというふうに思っております。