遠山敦子の発言 (文教科学委員会)
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○国務大臣(遠山敦子君) 総合的な学習の時間がうまく運用されますと、今、先生がおっしゃったような目的に近づくことができると思って、大変大事な時間だと思っております。
これまでの日本の学校教育はそれなりに大変成功してまいったわけでございますけれども、文部省が昭和五十六年から五十八年、それから平成五年から七年に実施しました教育課程実施状況調査によりますと、日本の児童生徒というのは、学習が受け身で、覚えることは得意だけれども、自ら調べて判断し、自分なりの考えを持ち、それを表現する力が不十分などの問題点が見られるところでございます。言わば、公式を当てはめて一つの解答に向かって一斉に解いていくというふうなことについては優れてはおりますけれども、しかし、本当に自分で学んだり、自分で問題を見付け出したり、あるいは自分で解答の方法を見付けたりというようなことは余り得意でないというふうな面も出てまいっております。
そのような中で、新しい総合的な学習の時間はいろんな使い道があると思いますけれども、それをうまく活用すれば、自分で課題を見付け、よりよく問題を解決する資質でありますとか、物事に主体的、創造的に取り組む態度を育成することができるのではないかと思っておりまして、そういうことで本当の意味の生きる力の育成に資する時間として使ってもらいたいものだと思っているところでございます。