田久保忠衛の発言 (安全保障委員会)
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○田久保参考人 集団自衛権か個別的自衛権かでございますけれども、実は、ネオコンサーバティブの連中が、同盟国に別に相談しなくてもいいんじゃないか、我々は我々で個別的自衛権の行使でいけるんじゃないかということをかつて騒いだことがございます。ただし、これはアメリカ国内でも余り説得力はなくて、むしろ国際派の方が、いやいや、そういうことを言う前に、国内あるいは同盟国との協議が要るよということを言ったわけでございます。
我が国は、翻って、今先生がおっしゃったようにどうかということでございますけれども、私が非常に評論家としての立場の何々すべきだということを申し上げて、こちらの先生方はそれをどういうふうに現実に実現するかというお立場でございまして、立場が違うので私の方が素人論になるかとも思います。
ただし、私は、できれば、個別的自衛権も行使できるんじゃないかというのは、一つは我々が、ここにいる先生方も皆さん反核の立場をとっている、それから反大量兵器の立場をとっている。これは北朝鮮も、それからサダム・フセインがいかにひどいことをやってきたかというのは、今もうアメリカの新聞、雑誌にばんばん出ている。アメリカの新聞だけではございません。どういうところに核容疑、生物兵器容疑、化学兵器容疑、全部調べ尽くした上で、これだけ悪いことをやっていると。ここのところをもう少し考えると、国民に対しては、やはりこれはひどいじゃないかということになるんじゃないかと思います。それからもう一つは、我々の中東の石油への依存度でございますけれども、もう八〇%以上になっちゃっている、これを余り言う人がいない。
以上の二点から、私は、個別的自衛権の行使まで踏み切れるかどうか、これはもう先生方にお考えいただきたいのでございますが、ここで立ち上がる十分な理由はあるのではないかなというふうに考えております。