西川太一郎の発言 (経済産業委員会)
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○西川副大臣 今日の経済の長期低迷は、まず第一に、デフレギャップが二十兆とも言われておるわけでありますけれども、お金は千四百兆もあるとか言われておりながら、欲しいものがない、列をつくってでも欲しいというようなヒット商品もない、そういうところに象徴される、具体的にという御指摘でございますけれども、いわゆる需要不足が要因になって、デフレでありますとか、先ほどもいろいろ御議論がございました不良債権問題などが深刻化している、こういうことが一つあると思います。
特にデフレは、我が国の企業の収益を大きく圧迫して、新規投資というものの魅力をそいでしまっている。したがいまして、発明でありますとか発見でありますとか、そういうことによって新たな投資環境というものを生まない限り、実質債務を増加させる一方でありまして、不良債権の問題をさらに悪化させるという悪循環をもたらしている。
こういう問題を克服するためには、個人の需要を喚起する、または設備投資の誘因を確保していく、こういうような、いわゆる経済の良循環といいますか、イノベーションと投資のよき関係を生んでくる、こういうことで資金が経済の隅々まで、血流が末端に行くようにいけば持続的な民間需要も創出ができ、これを通じて実体経済の自律的な回復を達成できる、こんなふうに経済産業省としては考えている、こういうふうに申し上げたいと思います。