岡下信子の発言 (厚生労働委員会)
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○岡下委員 おはようございます。自由民主党の岡下信子でございます。
きょうは、この法案について私に質問の機会を与えていただきまして、本当にありがとうございました。
私は、四年前に夫に死別をいたしまして、先立たれまして、息子二人を残された正真正銘の母子寡婦家庭でございます。死別であれ離婚であれ、母子家庭の母親の心情は、同じ立場の者といたしましては、痛いほど理解しているつもりでございます。
子供が幼ければ幼いほど、しっかりその子育てをしていけるのかどうか、あるいは母親一人で就学あるいは進学をさせてやれるのかどうかというような非常に不安定な精神状態があることもしばしばでございます。そういう中で、多少なりとも経済的な裏づけがあるということは、非常に心のよりどころとなっております。しかしながら、この法改正においては、一九九八年の時点で母子家庭が九十五万世帯にもなっておりまして、五年前よりは二割もふえている、激増する離婚で財政が逼迫して、そしてこの法改正で抑制しようということは否めないと思うんです。
その改正でございますけれども、児童扶養手当の全額支給の限度を年収二百四万八千円から百三十万円に一挙に下げるということは非常に厳し過ぎるのではないかと思いますし、それから、世間一般には、そういう財政負担を軽減させるための法案であるというふうにしか受けとめておられませず、そして、弱い者いじめの感も否めません。
それで、この法案は、本来、母子家庭の総合的な自立支援を行うことが目的であると思いますけれども、そこのところを大臣にきちんと説明していただきたい、このように思います。よろしくお願いいたします。