小林憲司の発言 (財務金融委員会)
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○小林(憲)委員 民主党の小林憲司でございます。
本日は、当面のデフレ対策と今般提出されました預金保険法等改正案について、質問させていただきます。
まず、質問に入る前でございますが、今の長妻委員の中にありました、私もかつて海外の金融機関で働いておりました。日本では余りなじみはないかもしれませんが、マネーブローカーと言われて、インターバンク間の金利スワップとか為替とかそういうことをやっておったんですが、その中で一番初めに習ったのが、金融とはどういうことであるか。これはいろいろあるんですが、信頼性ですとか、戦略性ですとか、また、プロフェッショナリティーといいますか、専門性というものがあると思うんです。
今ありましたように、こういういろいろな内部のものが出たり、国の決定というものがどうなっているか、本当に不安をかき立てるようなものが出るということが、これは私は、大臣や政府が云々ということではなくて、まず日本のシステム自体の問題である。これでは世界の中でこれから戦っていけない。まずは、金融というものは一体どういうものであるかということを、財務省の皆さん、金融庁の皆さん、ぜひとも真剣に考えて取り組んでいただきたいと思っております。
日本経済は、二〇〇〇年後半以降、アメリカ経済が急速に減速する中で、輸出の急減をきっかけに悪化を続けてきたと言えると思います。昨年を通じて、生産は大幅に減少し、失業率も御案内のとおり史上最高を更新しております。その後、アメリカの景気回復による輸出の増加や、国内における在庫調整の進展、生産の増加などプラスの動きも見られましたが、物価の下落は引き続き起こっておると思いますし、我が国経済は、力強さを欠いた状況というのが現状の日本経済のありようではないかと思います。
最近の状況を見ると、企業倒産件数、失業率、各委員の皆さんがいつも質問でおっしゃるとおり、引き続き高水準を推移している上に、輸出や生産の動向にも陰りが見え始めているわけであります。また、物価は相変わらず下落を続けておるわけでありますので、デフレは一向に改善の気配を示してはいないということで大臣もお考えだ、きょうもそのような答弁がございました。
こうした経済情勢に市場は厳しい評価を下しているわけでございまして、実に、けさも、幾らでしたか、バブル崩壊後最安値をつけているわけですね。九時半くらいの段階でつけている。
日本経済の現状については、最近では八千円台での推移ということでございますけれども、現状は、私が今申し上げたことは十分に大臣も各委員の皆さんも御存じだと思います。デフレが今ますます進行しているのではないかと私は思うのですが、今、現状、進行しているというお考えはございますでしょうか。竹中大臣、お願いします。