鈴木俊一の発言 (環境委員会)

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○国務大臣(鈴木俊一君) 不法投棄された産業廃棄物でありますけれども、段本先生御承知のとおり、今は原因者、行為者でありますとか排出事業者、あるいは関係者がその責任を負うということでございます。これを行政が原状回復したらいいんではないかというお話でございますが、これを安易に行政に任せますと、何かそうした方々の捨て得につながるのではないかと、そういうような懸念を持つわけであります。
 しかし、現実としてそういう状況が目の前に出来しているわけでありますから、どうしてそういうようなことが、事態が起こったのかという、そういうことについての十分なる検証は、これは大前提として各都道府県にもしていただかなければならないと、そういうふうに思っているところであります。
 現状も、御指摘のとおり、そうは言っても、例えば処理業者というものが倒産してしまったりいなくなってしまっているということが、これが多いわけでありまして、そういう弁済能力がないということで、結果として今でも地域の環境を守るという、そういう責任を有する都道府県が行政代執行を行っているというのが現実の姿だろうかと思いますし、そういう代執行を行うということは、いろいろ今ある行政ニーズのどこかを犠牲にしてそこにお金や人を回すわけでございますので、先生の言われる痛みというのも、これは感じてないわけではなくて、やはり今でも痛みというものは十分感じているのではないかと、そういうふうに思います。

発言情報

speech_id: 115514006X00220021107_026

発言者: 鈴木俊一

speaker_id: 5579

日付: 2002-11-07

院: 参議院

会議名: 環境委員会