班目春樹の発言 (経済産業委員会)
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○参考人(班目春樹君) 本当の実情はよくは分かりませんけれども、恐らく原子力の分野でいろいろとトラブルが引き続いたために、多分、行政庁の方でも作らなきゃいけないと思いつつも、じりじりじりじりと今になってしまったんではないかというふうに思っています。ただ、国が事細かくこういう基準を定めるということは、これは私申しましたように、WTOのTBTに引っ掛かるかもしれないし、それから著作権の問題でもちょっと今もうできないんじゃないか。つまり、実は今、日本の規制というのはかなりアメリカの機械学会、ASMEが定めたものを使ってやっているのが実情です。
しかし、国の例えば告示とか、そういうものになりますと著作権がないですから、日本政府がアメリカの機械学会に著作権を払って何か運用するというと非常に変な形になります。だからこそ、民間規格というのを機械学会なら機械学会が作って、それをちゃんと審査して国が使用する、こういうのが世界共通の考え方でして、ちょっと私なんかが反省しなきゃいけないのは、機械学会なんかもそういうのに取り組むのは一九九七年からだったという意味で、大変遅れたなということで反省しているところです。