榛葉賀津也の発言 (国際問題に関する調査会)

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○榛葉賀津也君 民主党・新緑風会の榛葉賀津也でございます。大変貴重な御報告をちょうだいいたしまして、心からお礼を申し上げたいと思います。数点、基本的なことについてお伺いしたいと思います。
 まず、小林副大臣、そして桜田政務官にお尋ねしたいんですけれども、前回のこの調査会で、同僚議員の大塚耕平委員が経済産業副大臣の高市早苗先生にアジアの共通通貨について質問をさせていただきました。そのとき副大臣は、長期的にはアジアの共通通貨というものが理想的なんだろうが、現実的にはアジアの通貨として円の国際化、キーカレンシーとしての円というものを日本としては戦略的に考えていくんだという趣旨の御発言をされました。
 ただ、私考えますに、この円の国際化、キーカレンシーとしての円を考えていく場合には、情報であるとか、軍事であるとか、外交であるとか、極めてそういった対外政治がアグレッシブに展開されないと、この円がキーカレンシーになってくるというのは非常に厳しいんじゃないかと。とりわけ、我が国がアジアで持っている歴史であるとか今日までの痕跡をたどりますと、私は現実的ではないんじゃないかなというふうに思うんですけれども、その点、基本的認識についてお二人の先生にお伺いしたいというふうに思います。
 そして、加藤総務副大臣にお伺いしますけれども、先ほど御説明いただきましたとおり、発展途上国において情報通信分野におけるODAであるとかOOFでの貢献というものが非常に重要になってくるんだろうなというふうに思います。とりわけ、アジアにおいてのITインフラの整備促進というものが、予防外交の面でもまた経済戦略の面でも非常に重要になってくるというふうに思います。
 そして、その中で、二つの国についてどのような取組をされているかお伺いしたいと思うんです。それは、アフガニスタンと東チモール、これは今、非常に新しく国をつくろうとしているエリアでございます。アフガニスタンが東アジアに属さないということは承知ですけれども、日本がこの新しく国をつくろうとしているアジアの国々に対してどのようなIT戦略、もしくはITインフラ整備促進に対する貢献というものを予防外交、経済戦略の面から行おうとされているのか、お伺いをしたいというふうに思います。
 そして最後に、経済産業政務官の桜田先生にお伺いしたいんですけれども、中国におけるITビジネスの特徴というものは、正に産官学のこの三つの連携というものが非常に強固にされている、とりわけ北京とか大連において、清華大学であるとか北京大学といったところでは、こういった高等教育機関において非常に重点的にインキュベートシステムも含めた産官学の連携が非常に強力的になされていると。中東においては、イスラエルのようなところは非常にインキュベートセンターというものを強固にいたしまして、学の部分で研究したものをいかにその産業で利用していくかというものを官が、政治が全面的にバックアップしていくという体制を取っているんですけれども。
 日本がこの点において、その産官学の連携が私は多少弱いんじゃないか、とりわけ学における研究のバックアップというものを経済産業の立場からもう少し強固に推進するべきじゃないかというふうに思うんですけれども、この辺の取組についてお伺いをしたいと思います。

発言情報

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発言者: 榛葉賀津也

speaker_id: 9438

日付: 2002-12-04

院: 参議院

会議名: 国際問題に関する調査会