谷垣禎一の発言 (内閣委員会)

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○国務大臣(谷垣禎一君) 食の安全を確立するために行政がやらなきゃならないことはこれはたくさんあるんだと思うんですが、しかし、行政が規制や何かを強化していけばそれで食の安全が確立できるというようなものではないんだと思うんですね。
 この分野は、供給事業者、生産者を始めとする供給事業者と、それから消費者、そして国や地方団体、行政と、三つのプレーヤーがあるんだと思うんですが、この三つのプレーヤーが適切に役割を分担し合ってやっていくというのが一番私は大事なことではないかなと、こう思っております。
 それで、私が着任する前ですが、六月十一日の関係閣僚会議でこの三者の基本的な役割で整理をしていただいておりまして、まず食品の安全性確保の第一次的な責任はやっぱり供給事業者にあるんだと。正確かつ適切な情報を提供する、そして安全なものを作って供給していく、これは第一次的に供給事業者にあると。その上で、国及び地方公共団体、行政は、その食品の安全性の確保に関する施策を作り、実施していく責務を負っているんだと。そして、消費者は食品の安全性に関する知識、理解を深めていただいて、意見の表明等の機会等も活用していただきたい、こういうふうに整理をしていただいて、私はこれでよろしいんだと、こう思っております。
 これを踏まえまして、現在、食品安全基本法案の検討を行っているところですが、規制や取締りの強化ということもこれは必要な部分がございますが、食品安全に関する科学的なリスク評価を行う食品安全委員会、これはまあ仮称でございますが、これを既存の省庁と独立して新たに内閣府に作る、そして委員会を中心に行政、消費者、生産者等、幅広い関係者との間で食品安全に関する意見や情報の交換を充実させていくと。科学的な知見を共通の基盤にして、事業者、行政、消費者がそれぞれの責務、役割を果たしていく、こういうことを中心に据えて体制を作っていきたいと、こう思っております。

発言情報

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発言者: 谷垣禎一

speaker_id: 1444

日付: 2002-11-05

院: 参議院

会議名: 内閣委員会