岩本荘太の発言 (農林水産委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○岩本荘太君 国会改革連絡会の岩本荘太でございます。
それじゃ、座って質問をさせていただきます。
四人の委員の方々から大分いろんな質疑が出まして、私もいろいろ勉強させていただきまして大分分かったんですが、私なりの切り口で少し質問をさせていただければと思っております。
有明海及び八代海を再生する特別措置法の参考人との質疑でございますけれども、どうも諫早というのに大分話が集中されているようでございますので、私も全く関係しなかったわけじゃないものですから、諫早湾の計画に、計画じゃないんですけれども、諫早湾の仕事と、そういう意味で、その辺りからちょっとお話を伺わせていただきたいんですけれども。
この諫早湾、私は施工中にヘリコプターで上から見たこともありますし、現地で見たこともあります。問題がかなり前からいろいろ出てきたことは出てきたと思うんですけれども、私は直接計画には関与していませんけれども、率直に言って、先ほどどなたかおっしゃったと思いますけれども、諫早湾はあれ、江戸時代の昔から州ができるといいますか、干陸されていっているんですね。そういう状況がヘリコプターの上からも十分分かるわけでございますし、それが見るところによると、ずっと前に堤防、潮受け堤防ができていると。
だから、そういう一つの計画があるんでしょうけれども、その州が、もし堤防を造らなくても、恐らくその潮受け堤防のところまで、遠い将来ですけれども、行くのかなというような感じを持ったわけですが、もしそういうことで時代とともに州が出ているものについてそれを守るというようなことであれば、これは自然の現象ですから何の問題も起きないと、だれも非難がしようがないというような感じを持ったのが正直なところです。
ただ、先ほど田中参考人、防災の面言われましたけれども、それにしても、先ほどちょっと委員の方からありましたが、その対策というのは何か別のものもあり得ると。これは、公共事業というのは私もある面では関与していましたけれども、昔は言うなれば公共事業やっても自然の浄化機能というか、自然がカバーしてくれた面がある。今は、費用対効果とかそういうことで考えてもいいんですけれども、もう一つ考えなきゃいけないのは、国土としてというか自然としてサステーナブルかどうかということが、一つもう大きな課題として入ってきたのが現実じゃないかなというのが私は認識しているわけですが。
そこで、諫早について今日お話聞いてもいろんな御見解の方がおられる。ただ、今の議論をいろいろお聞きしていますと、どうしても平行線をたどっているような感じがいたしまして、その中でやはりしっかりした科学的解明、これ諫早湾の潮受け堤防による自然環境との関係の科学的な解明というのが最優先されるべきでないかと。政治や行政に拘束されないでそれが基本にならなきゃいけないんじゃないかと思うんですが、錦織先生言われた、ごまんと委員会ができていると、解明できない、だから本当はこれ解明できないのかなというような気もするんですが、この辺、本当にこういうことは解明できるのかどうか、そのためにはどうすればいいのか、これはひとつ研究者という立場で岡本先生と宇野木先生にちょっと率直な御感想をお聞きしたいんですが。