2003-07-02
衆議院
伊藤公介
イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会
伊藤公介の発言 (イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会)
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○伊藤(公)委員 これ以上このことをやってどうかと思いますが、私は、一般の国民の皆さんがこの議論を聞かれたら、危険はある、しかしそこに自衛隊は送れない、文民は送ります、そしてCPAの情報を得て行くんでしょう、でも自衛隊がCPAと連絡するといけない。CPAの命令でやるんじゃないんですよ、私たちが考えているのは。だれだって、最新の確かな情報を得て、外国に文民であろうと自衛隊であろうと命をかけて行く人たちに、我々もその決意で送り出さなきゃなりませんよ。
だから、自衛隊はだめだ、だけれども文民はいいという民主党の提案には、私はくみするものではありません。
時間があれですので、私は次の質問をさせていただきます。
民主党さんの主張によれば、いわゆる中長期的な視点の対イラクあるいは中東政策に対する戦略が政府の提出案には示されていない、こういう指摘もされてまいりました。
今、既に現在、イラクには、アメリカ、イギリスを含めて、カナダ、オーストラリア、イタリア、デンマーク、スペイン、チェコ、ポーランド、ラトビア、リトアニア、ヨルダン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、韓国などなどの国々が既に軍隊を派遣していますし、さらに十四カ国が、タイ、ニュージーランドも軍隊を派遣することを決定しています。我が国として、文民の派遣によって、今後、いかにして日本の国益を、文民だけで日本の国益を守れると考えているのか。
このイラクを含めた中東は、さまざまな議論の中でも御指摘されましたけれども、日本にとってはエネルギーの生命線です。中東に、今日、石油の八七%を我々は依存している国です。しかも、その中東は、世界のエネルギーの、まさに埋蔵量でも、産油、石油を生産するのでも、大変な大事な地域であります。そういうことを考えたときに、私たちは、このイラクに対して総合的に我々の役割を果たさなければならないという決意でこの法案に臨んでいるわけであります。
民主党さんの御提案のように、自衛隊の実施する活動をすべて削除するというのは、私は全く現実を踏まえていないものだと思いますし、民主党は、これまでの議論を通じて、派遣される文民の安全確保を最も問題にしていたにもかかわらず、これをむしろ、私はないがしろにしているものではないかと思いますが、もう一度お考えを伺っておきます。