田中慶司の発言 (安全保障委員会)
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○田中政府参考人 御説明申し上げます。
まず、化学テロに対する対応でございますけれども、災害拠点病院あるいは救命救急センター、全国に五百カ所以上ございますけれども、これが二十四時間対応可能な状態になっているということでございます。さらに、高度救命救急センターに各種の機器を整備いたしまして、また救命救急センターに防護服、除染設備等も配置しているところでございます。また、ソフト面では、化学災害対策セミナーというようなものを実施いたしましたり、あるいは化学兵器を含みます化学物質中毒に関します治療情報の提供、こういうような体制の整備も行っているところでございます。
また、生物テロに対応しましては、医療機関から異常な患者さんが出た場合の確実な報告をいただくというようなこと、さらには、国立感染症研究所におきまして、細菌とかウイルスの検査体制、これを二十四時間対応できるようにする、さらに、医療従事者に対しまして生物テロに対する診断あるいは治療に関します情報提供を行うというようなことも行っております。さらに、感染症指定医療機関等におきます治療の実施等の措置が確実に講じられますように、都道府県等と緊密に連携しつつ、体制の整備を図っているところでございます。
さらに、生物テロ発生時には、都道府県等が入院勧告、予防接種、消毒等の蔓延防止措置をとることといたしておりまして、これらの措置によりまして、感染の拡大ということも防止できるのではないかというふうに考えております。
さらに、医薬品に関しましても、炭疽とか野兎病に関しましては抗生物質が有効でございまして、これの在庫の確認を行っておりますし、天然痘に対しましてはワクチンが有効でございますので、この備蓄を行うとともに、さらに追加備蓄も進めているところでございます。
委員御指摘の通知に対する都道府県等の対応状況でございますけれども、幾つかの都道府県に伺いましたところ、市町村、医療機関、関係団体等に対しまして、私どもの通知を受けまして、さらに生物兵器あるいは化学兵器に対する、テロに対する対応の周知徹底、あるいは関係機関との連絡会議などを設置しております。さらに、休日、夜間の連携体制の確認等、危機管理体制の構築等の取り組みも行われているところでございます。
また、天然痘に関しまして、保健医療関係者等の初動対処要員に関しまして、具体的にどのような者がその対処要員になるのかというような検討が進められておりまして、事前のワクチン接種の必要数も取りまとめられているところでございます。
今後とも、都道府県、地方自治体や関係機関とも連携しつつ、国民生活の安全確保のために最善を尽くしてまいりたいと考えております。