川口順子の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○川口国務大臣 引き続き外務大臣を務めます川口順子でございます。
沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、仲村委員長を初め委員各位に謹んでごあいさつ申し上げますとともに、所信を申し述べたいと考えます。
まず、沖縄に関する事項について申し述べます。
外務大臣に就任して一年を迎えるに当たり、今月二日に、改めて沖縄の方々から直接お話を伺う機会を持つために沖縄を訪問しました。沖縄県の皆様との意見交換の中でお伺いしたことは、今後、外務大臣としての任務に取り組んでいく中で十分留意していきたいと考えています。また、在沖縄米軍関係者と率直に意見交換を行えたことも大変有意義であったと考えています。
私は、アジア太平洋地域には依然として不安定性と不確実性が存在する中、日米安保体制とこれに基づく米軍の存在は今後とも不可欠であると考えますが、一方で、在日米軍施設及び区域が集中することにより、我が国の平和と安全のために沖縄県の方々が背負ってこられた多大な御負担を十分に認識し、感謝しております。このような御負担を軽減していくため、SACO最終報告の着実な実施に取り組む等、全力を尽くしてまいる所存です。
特に、普天間飛行場の移設、返還問題については、約二年間にわたる代替施設協議会での協議の積み重ねの結果、昨年七月末、普天間飛行場代替施設基本計画が決定されたことは大変喜ばしいことと考えております。今後、この決定を踏まえ、環境影響評価、施設配置の設計などの所要の手続等を進め、米側とも緊密に協議しつつ、代替施設基本計画の着実な推進に政府としても取り組んでいく考えです。
次に、日ロ関係、北方領土問題について申し述べます。
真に安定的な日ロ関係を構築することは、日ロ両国の利益にかなうのみならず、北東アジア地域の平和と安定に寄与するものです。こうした考えのもと、一月の小泉総理が訪ロした際には、両国関係をあらゆる分野にわたって発展させていく上での共通の指針であり、今後の日ロ関係のいわば海図となる日ロ行動計画を発表しました。
今後は、日ロ行動計画の着実な実施を図っていくことが重要です。特に、平和条約締結問題については、日ロ行動計画の主要な柱の一つとして位置づけられており、これまでに達成された成果を引き継ぎ、我が国固有の領土である北方四島の帰属の問題を解決することにより平和条約を締結するとの一貫した方針のもと、交渉を進めてまいります。
これらの諸問題に取り組むに際し、仲村委員長を初め本委員会の皆様の御指導と御協力をいただけますようよろしくお願い申し上げ、私のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)