伊藤公介の発言 (外務委員会)

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○伊藤(公)委員 イラク戦争が、私どもが予想したよりも速いテンポで終結に向かっているように伺います。そのことは大変いいことだと思っております。
 しかし、今度のこのイラク戦争は、さまざまなことを我々は学ばせていただきました。また、世界の人々も、このイラク戦争を通じて、まず一つは、国連という組織がまだ未成熟で発展途上の組織だということを改めて認識をしたのではないかと思います。
 同時にまた、私たちのこの国は、戦後一貫して国連中心、日米基軸、そうした外交展開をしてきたわけですけれども、究極のところ日本はどのような選択をするかということが、このイラク戦争で迫られました。そして恐らく、戦後日本は、数少ないというよりも唯一、我々ははっきりした方向を示したのではないかと思います。それは、現実の国際政治の中で、我が国の平和と安全は日米をおいてないという現実であります。我々は、国連という舞台を中心として世界の平和秩序というものを保っていきたい、そういう理想は当然持ち続けなければなりません。しかし、現実は現実として、日本の国の平和、安全を確実なものにしていかなければならないということを改めて我々は認識をさせられたと思います。
 そういう中で、小泉総理が行った今回のアメリカに対する支持表明ということは、これから二十一世紀の日本の外交、我が国の進路を明確にしたこの方針に対しては、私は支持をするものであります。そして恐らく、イラク戦争とともに、いずれの時期に歴史的に検証されるときが来ると私は思いますが、このイラク戦争を通じて、政府が決断をしてきたことなどを含めて、まず外務大臣の見解を伺いたいと思います。

発言情報

speech_id: 115603968X00420030416_007

発言者: 伊藤公介

speaker_id: 33876

日付: 2003-04-16

院: 衆議院

会議名: 外務委員会