伊藤公介の発言 (外務委員会)
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○伊藤(公)委員 イラク戦争が終結に近づくに従って、既にいろいろな枠組みが提案をされております。今後の進め方について、国連主導でいくのか、あるいはアメリカ中心で進められるのかという議論もございます。しかし、私は、アメリカか国連かという二者択一ではなくて、もっと実践的な観点から考えていくべきだと思います。
特に、ちょっと時間がありませんのでまとめて御質問をさせていただきたいと思いますが、イラクの復興については、私はかなり積極的に進めるべきだと思いますが、もちろんこれからの展開の中では、財政的な支援をどうするかとか、人的な支援をどうするかということがございますから、我々はそうしたことを総合的に考えていかなければならないことは当然だと思います。
しかし、イラクの復興のためには、特に単にイラクというだけではなくて、アラブ地域あるいはパレスチナ、日本の経済の根幹でありますエネルギー、石油の九九・七%を外国に依存をし、その七〇%近くを中東に依存している日本でありますから、私たちは中東のもっと幅広い外交を展開する、ある意味ではチャンスではないかと私は思うわけであります。そこで、これからの展開については、むしろ日本がアメリカにもいろいろな意味でサジェスチョンをして外交を展開する、見える外交をするという非常にチャンスではないかというふうに思います。
特にその中で、人を派遣することについて既にいろいろな議論があるようであります。国連の決議が必要であるとか、あるいはそれは必要でないとか、いろいろな議論も既に行われているようでありますが、少なくとも日本の憲法は、戦争で傷ついたイラクの復興のために、人道主義的な立場から我が国が人的な貢献をするということを私は禁じているものではないと思います。ぜひ、そういう意味で、これからの我が国のこの地域におきます外交を展開する、そういう大枠からも積極的に人の支援もしていくべきだと思いますが、政府の見解をお伺いしたいと思います。