小池百合子の発言 (外務委員会)

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○小池委員 ありがとうございました。
 特に、テロ、我が国の安全保障という点では、昨今はやはり北朝鮮情勢ということが極めて重要な課題となっているわけでございまして、船舶、とりわけ万景峰号についての問題がクローズアップされることが多いわけでございますけれども、現実には、万景峰号のみならず、年間に一千三百ないしは一千四百隻の北朝鮮船籍の貨物船などの入港が認められているところでございます。
 これによって、さまざまなマテリアルというか物品の、これまた単に民生用だけではないと思われるような輸出入が行われているとなりますと、これは全く我が国の安全保障の点からも歓迎せざる状態ということでございまして、ちょっと万景峰号ばかりに目が行き過ぎているのではないかなというような思いもございます。
 その意味で、今のSOLAS条約の早期の批准並びにそれに対しての国内法を日本が早期に整えるという方向をぜひともおとりいただきたいということを要望させていただきたいと思います。
 先ほど、ベーカー駐日大使との朝食会に私も出てまいりました。ベーカー大使もおっしゃいましたのは、最近の北朝鮮情勢はどうも不可解であるというようなこと、それから、米国はあらゆるオプションを廃棄するものではないということをおっしゃっておられました。
 北朝鮮に対しての制裁問題というのは、これは極めてセンシティブな問題であることは十分理解をいたしておりますけれども、しかしながら、遠くの国、アフリカであるとか中東であるとかそういったところの危機、今回のこの北朝鮮の危機というのは我が国は余りにも距離的にも至近であるということ、そしてまた、既に日本をターゲットになどという言葉が実際に出てきているわけでございますので、これは対岸の火事では絶対に済まされない、我が国がもっと当事国としての意識をより高く持つ必要があろうかと思っております。
 その意味で、外為法の改正という議員立法の準備をただいまいたしております。これは、いざとなったときに何も道具がないのに言葉だけでというわけにはまいりませんので、まさにオプションというものを十分に準備しておく必要があるという我々の危機感のあらわれでございますので、ぜひとも政府におかれましても、この点を理解されて、また議員立法で進めてまいりたいと思っておりますので、そういったオプションをただいま準備中ということを御理解いただきたいと思っております。
 この北朝鮮情勢に対して、また制裁に対してどのような取り組みを考えておられるのか、外務大臣の方からお答えいただきます。

発言情報

speech_id: 115603968X01020030516_006

発言者: 小池百合子

speaker_id: 10899

日付: 2003-05-16

院: 衆議院

会議名: 外務委員会