小池百合子の発言 (外務委員会)
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○小池委員 日米首脳会談も迫っております。今回のテーマは、明らかにイラク復興であり北朝鮮情勢であるというのはもう今から見えているわけでございまして、その際に日本が何ができるのか、もしくは何をしなくてはならないのかという議論がある際に、全く検討していないということはあり得ないというふうに思います。
北朝鮮側はあらゆる経済制裁は宣戦布告とみなすというような発言を早々に行ってきている、すなわち経済制裁をしないでくれというそういうメッセージであろうかというわけでございますけれども、さて、各国そろって経済制裁というようになったときに、日本の現行法で十分なのかどうかというのをチェックするのは当然危機管理として必要であろうと思います。されていないことはないと思いますけれども、足りない部分は私どもでやっていかなくちゃいけないのかな、そんな思いでおりますし、本来は、議員立法もさることながら、こういった準備というのはやはり国を挙げてやっておくべきではないかというふうに思う次第でございますので、ぜひとも外務大臣におかれましても、その点をリードしていただきたいと思っております。
それからまた、北朝鮮側が宣戦布告とみなすというようなおどしでもって、それでいたしませんなどと言っていると全く話にならないわけでございますが、ちょっと話は違いますけれども、安全保障という意味では、既に死者数が六百人を超えたという例のSARSの問題も同じカテゴリーに入ってもいいんじゃないかというふうに思うわけでございます。
その中で、この外務委員会でも数日前にも御議論があったと思いますけれども、台湾のWHOへのオブザーバー加盟のことについても、何やら中国の方から日本に対して、それに対してストップをかけるような、そういう言葉があったというふうに報じられているわけでございます。
私の知る限りでは、対アメリカには、かつてクリントン政権のときに対中の三つのノーというのがありましたけれども、ブッシュ政権でそれががらっと変わっちゃった。そして、そういう三つ目のノーが、たしか国連機関への加盟はノーだというのがクリントン政権のメッセージだったんですけれども、それも撤回ということで、ブッシュ政権になってがらりと変わっている。それで、アメリカに対してはどうせ言ってもだめだろうといって中国は何も言っていないと私は思います。少なくともそれは表には出てきていない。
そういう意味で、日本はいつもこの問題で中国側から、あれだめ、これだめというようなことを余りにも受け過ぎるんじゃないか。もしくは、そうやってアメリカには言わないけれども日本には言ってやるというようなこと自体がそもそも問題だと思います。
今回、外務大臣におかれましては、この件、積極的にむしろ発言されておられて結構だと思っておりますので、そのまましっかりとお進めいただきたいと思いますが、お考えはいかがでしょうか。