川口順子の発言 (外務委員会)
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○川口国務大臣 日本政府のイラクについての考え方は、私は四月の初めにヨーロッパに行きまして独仏英の外務大臣と会談をいたしましたけれども、その前に、イラクの復興についての五つの基本的な考え方、これは、主権はイラクのもとにあって、領土を分けてはいけないとか、天然資源はイラク人に属するとか、そういうことでございますけれども、その説明をし、そして、その当時はできるだけ早く国連の決議を、そういったどの国も賛成するような普遍的な概念を盛り込んだ決議を早く通して、委員が先ほど来おっしゃっている国際社会の亀裂、これを修復すべきであるということを申しました。
その三人の方との会談を通じて、今から一カ月以上前ですけれども、その時点ではまだそういった形の決議を通すということは難しいので、今後、具体的な形、具体的な問題について国連の決議をやっていくことが必要であるというふうに考え方を変更いたしまして、それで、総理がゴールデンウイークのときにヨーロッパでいろいろお話をなさった。そういう形で、日本政府としては、国際社会の亀裂をなくすということについてさまざまな働きかけをヨーロッパに行い、そしてアメリカとも話をしております。
この間、国連の決議についての共同提案があって、そしてまたその修正案が出まして、今いろいろな情報を我々が持っている範囲においては、そう簡単ではないにしても、恐らく国連決議はまとまるであろうという感じを持っております。国際社会がまとまるということになれば、日本として働きかけてきた意味もあったと私は考えておりまして、そういうことを期待しているわけです。
イラクの中については、まだまだ委員がおっしゃったようなさまざまな問題がございます。これは、日本もさまざまな支援を行うということを決定いたしておりますので、そういったことを具体的にどんどん実施していきたいと思っております。