岡本巖の発言 (経済産業委員会)
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○岡本政府参考人 お答え申し上げます。
報道の記事は私も拝見をいたしました。
それで、まず技術的な面から申し上げますと、供給力が需要を下回りますと、電力系統の周波数が低下をすることになります。一定の範囲を超えて周波数が低下いたしますと、発電設備を保護するために、発電所の運転が停止することになります。そのために、何らの対応も行わないということになりますと、次々と発電所が停止していくことになります。
しかしながら、実際には、周波数が低下する程度に応じて需要の方を自動的に遮断することによって、周波数を維持し、東電管内全体が停電するような事態に至らないように制御システムが設計されております。
したがいまして、仮に、一たん供給力が不足することになったといたしましても、不足分に見合った一部分の停電にとめられることから、予測しがたい事故なんかが起こるということがあれば別ですけれども、そうでない限りは、数秒から数分ですべての発電所が停止するというようなことはないというふうに見ております。
私ども、このような事態、いわゆる需要に対して供給力が不足するという事態を回避して安定供給を確保していくためには、一方で、引き続き節電に取り組んでいただきますとともに、他方で、安全の確保を大前提に、地元の御理解を得ながら、停止している原子力発電所の円滑な運転再開を図るということが必要不可欠と考えております。
これとあわせまして、火力あるいは水力、他社融通、そういった面での供給力の確保に万全を期すように、東京電力に指導をし、日々、相談をいたしているところでございます。