大島令子の発言 (経済産業委員会)

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○大島(令)委員 今東電の原発が停止している関係で、この夏の電力需要のピーク時に電力不足になるというふうに言われていまして、この質問は、この法案の中でも多くの議員がもう指摘しました。
 私はきのう、ドイツ社民党の国会議員のヘルマン・シェアさんとお話しする機会がありまして、この人は、ドイツで再生可能エネルギー法というものをつくった方なんです。その人とのやりとりの中で、この問題は解決できると。夏の冷房をするため、なぜ冷房をしなきゃならないかというと、太陽が降り注ぐわけだから、逆に太陽光で発電して冷房すればいいと。しかし、国はダブルスタンダードの考えがあるわけなんですね。
 要は、時間がかかるわけなんです。一年、二年では、こういうことはできないわけなんです。やはり三十年、四十年という取り組みの中でできると言っているわけなんです。ドイツも原発が三十基ありますが、一気になくすということではなく、長期計画の中でこういうものをあわせてやっているわけなんですね。
 ですから、例えば電卓でも、昔は電池を入れていましたけれども、今ほとんどの電卓は太陽光パネルのついたもので、電池を交換しないでも使えますから外国にも持っていけますね。そういう形で、いろいろなところで省エネとか再生可能エネルギーに、国が、原発に頼らなくても、やろうと思えばできるということをドイツではやっているわけなんです。
 そういうふうな意味で、私は、こういうソーラーエネルギーというのは非常にポテンシャルの高い、可能性があると思っているわけなんです。
 太陽光は、原則的に、まず太陽光がある限り無尽蔵にあるわけで、エネルギー源が危機にさらされるということはありません。どこでも入手できます。太陽光発電の場合は、発電装置をつくればすぐに配給できますけれども、原子力エネルギーの場合は、まずウランの採掘から始まり、ウランの輸送、ウラン鉱石の変換、輸送、ウランの濃縮、そしてまた輸送、そして原子力発電所、ここでは中間貯蔵、最終埋立処分、再処理、こういうものが出てきます。そして電気エネルギーにするときに、高圧レベルの送電、中圧レベルでの送電、そして低圧レベルでの配給ということで、非常に供給が、エネルギー源から電気になるまでの時間が長いわけなんです。ですから、太陽光発電を、時間はかかりますけれどもやっていけば、無尽蔵にあるこのエネルギーを私はもっともっと使うべきだと思うわけなんですね。
 もう時間がございませんけれども、今回の法案も、送配電完全分離というふうに期待しておりましたが、そうではありませんでしたし、大臣の答弁も、昨年と同じように、自然エネルギー、再生可能エネルギーは二〇一〇年までに三%という答弁がずっと続いていますし、私たち社民党は脱原発を掲げてエネルギー政策をずっと言い続けておりますけれども、なかなか意見が合わないということで、まとまらない最後の質問になりましたが、ぜひ、太陽という無尽蔵に降り注ぐものに対して、もう少し国としても、原発原発と言わずに考えていただきたいということを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。

発言情報

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発言者: 大島令子

speaker_id: 33824

日付: 2003-05-14

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会