武山百合子の発言 (厚生労働委員会)

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○武山委員 本当に、書いたものを読まなきゃわからないような状態なわけですよね。悲しいかな、人間の命は地球よりも重いと言いながら、書いたものを読まないとわからないような現状なわけですよね。
 本当に、大変な思いをして、日本の法律に阻まれて、手術が不可能で、幾つもの困難を乗り越えて海外に渡って移植手術を待とうとしている人たちを政府はただ傍観するだけだと思うんですよね。何もしないのかとやはり国民は怒るわけですよ、その関係者は。
 それでは、海外に移植を希望するしかないということにやはり考えざるを得ないわけですけれども、政府はただそういう方々を傍観するだけのように私は見えますけれども、今、国民の貴重な税金を使って、本当に移植医療、救われる人を現実的に、本当に物すごいたくさんいるんですよね、今、厚生労働省がもたもたしている間に、移植でしか助からない病気で苦しんでいる人たちが。
 例を挙げてみます。まず、人工透析を受けて命をつないでいる腎臓病の人、二十二万人もいるんですよ。年一万人のペースでふえ続けているんです。そして、この人たちの健康保険料、年間一兆円に達する勢いで医療費がふえているんですね。そして、この透析の治療、本当に時間を費やして、週二回とか三回とか行っているわけですね。もしこの人たちに本当に質の高い人生を生かしてあげたいというならば、やはり移植しかないわけですよ。ですから、これは脳死からの移植がふえないと救えないわけなんです。
 こういういわゆる透析患者がどんどんふえているわけなんですけれども、それでは、こういう方々はただ透析するだけでいいという発想なんでしょうか。こういう方々も移植を待っているわけなんですね。ひどい状態で待っているわけなんですよ。透析しながらも、移植ができないで亡くなっていく方も物すごい多いんですね。
 ですから、こういうものに対して、相変わらず先ほどのような答えであったら、希望も夢もなくなっちゃうじゃないですか。そこはやはり国の厚生労働行政として、国民に希望や夢を与える、そういう最も国民の安全と生命を守ると百万遍日々繰り返して言っているわけですから、本当に移植を進める、脳死の判定をきちっとやって進める、これをどう進めたらいいかということをもっと具体的に、数値目標も決めて進めていくことが大事だと思いますけれども、こういうことでもう仕方ないということで進めるということなんでしょうか。その辺は、ぜひもっと具体的な答えを聞きたいと思います。

発言情報

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発言者: 武山百合子

speaker_id: 16992

日付: 2003-05-07

院: 衆議院

会議名: 厚生労働委員会