津川祥吾の発言 (農林水産委員会)
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○津川委員 よくわからないんですが、希望がある、需要がある、だからここでこのまま法律がなくなることは避けたいという話はわかりますが、これを臨時措置法で五年、五年でいくのが本当にいいのかという話です。
中身を見ると、先ほど齋藤委員からも指摘がありましたが、融資実績が必ずしも高くない。実はこれは政府金融の中ではむしろ高い方だというような指摘もありますが、つまり、政府が幾ら資金を準備してもなかなか目標まで借りていただけない、全額借りていただく必要はないのかもしれませんが、必ずしも有効に利用していただけていないという状況がまずある。これが利用しにくい原因がどこかにあるのであるならば、そこを根本的に変えなければなりませんし、あるいは、今その枠があるから何とかそれを埋めなきゃいけないといって条件を緩和するなんてことをもしどんどんやってしまうと、むしろこれは民間の金融機関の仕事をなくすという話にもなりかねないわけであります。本当にこの融資を受けたところがそこで実績を上げて利益、収益をどんどん上げていくということであるならば、これは民間の金融機関でも大いに投資をしたい、融資をしたい物件になる話であります。
ですから、もちろん、期間が長い、短い、あるいは利用しやすい、しにくいという話があるかもしれません、金利の問題もあるかもしれませんが、借りる側からすれば、それは政府系金融で安くて長くあれば、それはそれで、それの方がよりいいには違いありませんが、そのことによって、例えば水産加工の方々は仕事があっても、地域金融というものがこれでまた仕事がなくなってしまうのであるならば、地域社会にとってはこれは必ずしもプラスではありません。
そういった意味で、小泉内閣も民間にできることは民間にとおっしゃっているわけでもありますから、また、地域金融というものをしっかりと守っていくといいましょうか、その仕事を残していくという意味でも、余りやり過ぎてはいけないというところもやはり注意をしなければならないところだと思うんです。
またちょっと長官に伺いますが、貸付額が少ない。なぜそうかというお話も伺いたいんですが、これはもともと目標が枠の中の二割、三割でもいいという設定で枠をつくっているのか、それとも、枠の七、八割、九割融資することを設計したけれども設計ミスで使われなかったのか、それはどちらなんでしょうか。