山岡賢次の発言 (予算委員会)

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○山岡委員 そんなによくないんですよ。二十一番目ですよ、ハーバードが調べて。これだけやっても、世界の二十一番目。日本全体のランクづけは六番目に位置されていますけれども、ITに関しては二十一番目。
 そういうことで、竹中大臣が御自身で答弁したんです。そのころは、まだそう責任を感じないで言ったのかもしれませんが、日本の規制や古い慣習の硬直性が新規ビジネスのチャンスを阻害している、こういうふうにあなたは答弁しているんですよ。そういうことでしょう。そういうことなんです。だから、これをなくさない限り、これは幾らITのことにやって、総理は施政方針演説では、二〇〇五年に世界最先端のIT国家を実現しますと施政方針で言われましたが、どうやってやるのか、私はお聞きしたいんです。聞きませんけれどもね、できるわけがありませんから、今のままでは。
 そして次に、高齢化社会の問題。
 これは、もう今までに何度も言われておりますから。今、高齢者というのは持っている預貯金がなぜ使えないか。それは、先行きの社会保障の不安だけじゃなくて、核家族も実は不安なんですよ。そして、自分の職がない。
 なおかつ、これがよく忘れられがちですが、金利を銀行のためにただにされちゃっている。銀行救済のために金利がただになっちゃっているものですから、昔は、この金利が使い道だったんです。それで買うから、誘導されてもっとほかのものも出てきたわけでございますが、十年前なら、それこそ十年間持っていたら倍になったんですよ、金利が。資産が倍。アメリカでは、今、四、五年で倍。日本でこれを倍にしようと思ったら、どのくらいかかると思いますか。千年預けておかなきゃならないんですよ、倍にするのに。十年前とこれだけ変わっちゃったんです。だから、金利は使おうという心理があったものが、一銭も使えない。
 お孫さんにお小遣いやって一生懸命お世辞とったお年寄りが、最近は、お孫さんが学校から帰ってくると、よそ向いて逃げていっちゃう。これが現実の姿ですよ、でも。このくらい大変なんです。こんな気持ちで消費が起こるわけがないんですよ。
 だから、高齢化社会に対して、口では言っているが、実際の対応が全くない、こういうところに問題がある、こういうことを申し上げたいのでございます。またその意見を聞いていると、もう時間がなくなっちゃいますから。
 地球環境の悪化の時代に対しても、これは、きのうお話があったとおり、大変な問題になってしまいます。しかし、環境問題、重要なことです。そして、その環境問題に同じになって重要なのが、これは食糧の安全保障の問題なんです。
 この間、この先生が、ツバルですか、ツバルの皆さんがニュージーランドにみんな引っ越していっちゃった、あるいは上海が三分の一沈んじゃうと言われていると。モルディブという国は、百年たつと八割が沈んじゃうんだそうですよ。そして、温暖化で沈む地域というのは、みんな河口地域なんです。河口地域というのは、農耕地なんですよ。だから、これからは農耕地がどんどん失われていく。それは、かんがいでこんなことをやれる国は数少ないんですよ、大概はその辺のデルタ地帯でやっているわけですから。さらに、人口はふえていく、また地球環境は悪化していく、オーストラリアは大水、ヨーロッパも大水、そういう状況になってきて、これは、世界は食糧の自給に一生懸命今努めているんです。
 これは総理にお聞きしたいんです、大きな国策の問題ですから。日本だけが先進国の中で自給体制をとっていないんですけれども、このことについてはどうお考えですか。

発言情報

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発言者: 山岡賢次

speaker_id: 29184

日付: 2003-02-07

院: 衆議院

会議名: 予算委員会