細川律夫の発言 (予算委員会)
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○細川委員 今、収容率八割というふうに留置場の説明がありましたけれども、留置場というのは全国にあるわけでして、地方の方の犯罪率の低いところといいますか、件数の少ないところではあいているところがあるかと思うのですが、満杯というか、精いっぱい使っているようなところは、本当に、逮捕しても、あいているところまで護送して、捜査のたびに毎日行ったり来たりしなければいけないということで、結局そういうところにむだがあり、大変ですから、現場の人としてはついつい気持ちが抑制されてくるのではないかという心配を私はいたしておりますので、ぜひこの点は早く、早急に解決するようにお願いをしたいというふうに思います。
それから、さらに気になりますのが少年犯罪の問題でございます。
少年犯罪が大変多い。少年犯罪は成人以上に多くなっておりまして、人口比でいきますと成人の約八・四倍ということでございます。全刑法犯の検挙人員のうち約四割が少年だ、こういうふうに統計では出ております。ひったくりとかあるいは路上強盗が激増いたしておりまして、特に街頭犯罪なんかにつきましては、検挙人員の約八割が少年だというふうに言われております。
私は、極言すれば、犯罪対策は少年の犯罪対策に尽きるのではないか。少年というのは将来の社会を担うものでありますから、そういう犯罪がふえている、多いということは、大変憂慮すべき問題だろうというふうに思います。
なぜ少年犯罪が多いのか。その背景をやはり考えてみますと、若年層の著しいモラルの低下も指摘をされております。例えば、これは新聞などで報道されたこともありますけれども、十九歳と十八歳の二人の少年が強盗をやって、捕まえたら、強盗日記というのをつけていたとか、あるいは、十六歳の少年五人が路上でひったくりをやったんですけれども、被害者のことをどういうふうに呼んでいるかといいますと、歩く銀行とか、そういう表現で被害者のことを言っているわけですね。そういう少年の犯罪の繰り返しを見ますと、罪悪感そのものが大変希薄になっているんではないかというふうにも言われておりまして、大変私は深刻な問題だろうというふうに思います。
そこで、未成年者の犯罪が非常に深刻化しているこの状況、これについて一体どういうふうに大臣は考えておられるのか、まずその御意見をお聞きいたしたいと思います。まず、国家公安委員長、お願いいたします。