川口順子の発言 (予算委員会)

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○川口国務大臣 池田委員は私の何代か前の外務大臣でいらっしゃいまして、いろいろ日ごろお教えをいただいていますけれども、きょうも池田元外務大臣のお胸を拝借いたしまして、いろいろお教えをいただきたいと思っております。
 委員がおっしゃられますとおり、国際政治に関係をするこの地域の状態とそれからヨーロッパとは非常に違うということは、おっしゃるとおりでございます。
 冷戦がヨーロッパでは終結をして十年ということになるわけですけれども、この地域の安全保障環境、これはまだまだ不透明、不確定、それに対応するやり方ということにつきましても、先方はNATOがあり、こちらはまさにおっしゃったようにARF等ございますけれども、信頼醸成の段階あるいは予防的な外交をやっている段階、そういった差があるわけでございます。そういったその差が、いろいろ反映をタイトにしてくるということはそういうことであるかなと思います。
 他方で、ヨーロッパと米国との間で全部意見が違っているかというと、そういうことでもない。共通な点というのも幾つかあると思います。一つは、これは平和的に解決をするためには、イラクが対応をするということが何よりも大事であるという認識であると思います。そして、平和的に解決をできない場合、最終的な手段としては武力に依存せざるを得ないということも、これはフランスもドイツも言っておりますし、そこについてもそういうことかな、その認識はそういうふうになっていると思います。
 あるアメリカの高官が私に、フランスとアメリカは二百二十五年間結婚相談所に通い詰めているんだということを言われたことがありますけれども、フランスとアメリカというのは、さまざまなところについて意見は異なるということは多いわけですけれども、我々は、でも決して二百二十五年間離婚はしなかったと。
 そういうことでございまして、さまざまな違いはありますけれども、このイラクの大量破壊兵器の問題に対して国際社会が結束をして対応するということの重要性、これは国際社会の国々全員が共通の認識、必要性についての認識を持っているというふうに思います。

発言情報

speech_id: 115605261X02020030303_024

発言者: 川口順子

speaker_id: 3821

日付: 2003-03-03

院: 衆議院

会議名: 予算委員会