川口順子の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○国務大臣(川口順子君) 目で見るということを今おっしゃいましたけれども、私も昨年八月にタウンミーティングを札幌でした後、根室で同じような会合を持たせていただいて、そのときに、目の前に島を見、それから海上保安庁のヘリコプターで上を飛んで、国後の爺爺岳ですとか、それからあとは花咲半島で貝殻島を、群島を見ました。それで、目で見ることの重要性は本当にあると思いました。やはり、目で見て、感情のレベルでこれらの島々は日本に属しているんだというふうに強く感じましたし、そのときに私は、やはりこの問題が日本全体の、日本の国民全体で共有をされるということのためには、多くの日本人に、修学旅行でも何でもいいんですけれども、この状況を見てもらうということが非常に大事だということは私自身しみじみとそのときに感じました。
この問題について大勢の人に共感を持ってもらい、理解を深めてもらうために何をしていくかということについて、今の時点でいろいろな試みはしておりますけれども、それに加えて更に何ができるかということについては、今ここで申し上げられるものは直ちにはありませんけれども、これを、引き続き何ができるかということを真剣に検討してみたいと思います。
あわせて、そのときに以前住んでいらした島民の方、今、年を取られてとおっしゃいましたけれども、お目に掛かってお話を聞きました。どういうふうな形でソ連軍が入ってきたか、どういう形でそこから出てきたかというお話、それぞれいろいろな御経験がおありになって伺いましたけれども、私はそれを聞きながら、ちょっと個人的な思い付きとして一つ思いましたのは、環境大臣をしておりましたときに水俣病というのがありまして、そこで語り部という人たちがいまして、患者ですけれども、その人たちが自分の経験を話をしているということをやっています。例えばそういうことも一つの参考になるのかなと思いながらお話を伺っておりました。
いずれにしても、真剣に考えてみたいと思っております。