榛葉賀津也の発言 (外交防衛委員会)
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○榛葉賀津也君 先ほども言いましたけれども、この航空行政、とりわけ航空保安というものは双方向でなければならないと思うんです。幾ら日本の航空行政のセキュリティーを高めても、相手国があるわけですから、飛行機が来る、若しくは飛行機が行く先がセキュリティーが確保されなければいけない。今、日本は四十四の国や地域、そして百四十四の都市と直行便を結んでおります。正に、航空保安の確保を考えた場合、日本だけでなくて相手側の航空保安体制をどうともに担保していくか、そういった面ではとりわけ途上国のキャパシティービルディング、どうしてボトムアップをしていくかという問題が極めて重要になるというふうに感じています。
ところが問題は、相手側の途上国の体制が非常に航空保安に掛かるコストが重荷になっていまして、十分にコストが掛けられないという現状があるというふうに聞いております。例えば、検査機器一個取りましても、大変コストが掛かるわけでございますし、セキュリティーを確保する航空の検査員の人材育成といった問題は途上国にとっては大変重要な問題になってくるわけでございます。G8のカナナスキス・サミットでもこの点について触れられたかというふうに承知をしておりますけれども、途上国側の、相手国側の人的であるとか資金面での協力や支援というものを外務省として積極的にアプローチしていく必要があると思うんですね。
例えば、ICAOで特有のファンドを作って、セキュリティーアップの支援体制を財政面からするであるとか、そういったアプローチも重要でないかと思うんですけれども、そういった財政措置に対して理事会等で何か提案があるんでしょうか。