小泉顕雄の発言 (環境委員会)

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○小泉顕雄君 ありがとうございました。厳正な執行というか、監視といいましょうか、お願いをしておきたいというふうに思います。
 さて、非常に日本の自然、自然というものは基本的にそうなんでしょうけれども、非常に多様なものであります。自然というものが持っているこういう多様性というものを維持するということは、単に自然の保全とかあるいは保護という問題にとどまらず、我々人間の人生観であるとかあるいは自然観といったものを豊かに育成をしていくためにも非常に大きな私は価値のあるものだというふうに考えております。
 言うまでもなく、そういう多様性を維持するというためには、種の保存といいましょうか種の維持ということが大切な課題になってくるわけでありますけれども、例えば現在よく話題になるわけでありますけれども、淡水魚の世界を見てみますと、淡水魚の世界というのはなかなか直接目に入りませんので認識を共有するということが難しい面もあるわけですけれども、河川環境の悪化、さらには外来魚の食害というか、いろんな悪影響がありまして、もう本当に猛烈なスピードで従来の魚類相というものが非常に貧弱になってきているというふうに印象を私は持っております。
 何も淡水魚だけではなく、これはもう国の内外を問わず、生物の本来持っている生物界の多様性というものが貧弱化し単純化をしているということは、そういう傾向というのははっきり指摘ができるというふうに思っておるわけですけれども、多様であるということは非常に豊かであるということでありますし、また非常に安定をしているということでもありますし、また非常に美しいということでもあります。非常に調和の取れた非常にすばらしい世界だというふうに思います。逆に、そういう生物界が持っている多様性というものが貧弱化をしていくということは、もろさを持つことにもなりますし、非常に不安定な状況であるというふうに言えると思います。
 生き物というのは、非常に積極的にそういう多様性というものを作り上げることによって、自らの調和あるいは自らの安定というものを生み出すように私は進化をしてきたというふうに思いますし、そういう実態に触れるということが我々の自然観というものを非常に豊かにしてくれるんだというふうに私は思っております。
 そういう意味で、大臣にお伺いをしたいわけですけれども、こういう生物界が持っている特有の多様性というものを維持するためには、どうしても個々の種というものもきちんと保存、保全、維持していくということが必要になるわけでありますけれども、こういう多様性とのかかわりにおいて、種の保存というものの大切さについての基本的な御認識をお伺いできればと思います。

発言情報

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発言者: 小泉顕雄

speaker_id: 10512

日付: 2003-06-12

院: 参議院

会議名: 環境委員会