鈴木俊一の発言 (環境委員会)
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○国務大臣(鈴木俊一君) 小泉先生の御指摘のとおりに、種の保存を通じまして生物の多様性を守っていくということは、これは単に自然環境の保全だけにとどまらず、こうした豊かな生物の多様性というのは人間生活の基礎であって、また豊かな文化を形成するための根源になっているのではないかと思います。今日、人類がこうした文化そして文明を持っているわけでありますが、これも歴史的にそうした生物の多様性の中で人類がそれに触れながら作ってきた文化であり文明であると、そんなふうにも思うわけであります。
昨年の三月に新生物多様性国家戦略を策定したわけでありますが、その中におきまして生物多様性の保全の意味が書かれているわけでありまして、人間生存の基盤、それから世代を超えた安全性・効率性の基礎、有用性の源泉、豊かな文化の根源という基本的な考えをこの生物多様性保全の意味として掲げているところでございます。
こうした生物多様性の保全を図るためには、先生がおっしゃるとおり、個々の種の保護が図られていくということが大前提であるわけでありまして、その意味におきましても、人の影響によります野生動植物の絶滅というものを防止をして種の保存を図ること、これは現在と将来の人類の豊かな生活文化を維持する上で、人類にとって緊急、そして極めて大切な課題であると、そのように認識をしているところであります。