小泉顕雄の発言 (環境委員会)

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○小泉顕雄君 ありがとうございました。
 いろんな取組がされているというふうには、それは評価をしておるわけですけれども、ただ、私は二千六百六十三というこの種類数の多さを思うときに、必ずしも、何といいましょうか、それぞれの種の保存ということについての取組は十分ではあるとは言い切れないというふうに思っております。
 今、博物館あるいは水族館、動物園の話題も触れていただきましたが、また後ほどそれについても少しお聞きをしていきたいと思います。
 この法律は、私が言うまでもありませんけれども、ワシントン条約の締結ということをきっかけにして成立をしまして、その成立の背景にはいろいろな国際的な問題への対応ということもあったということは承知をしておるわけですけれども、以後は国内の希少生物の問題について質問をさせていただきたいというふうに思います。
 生物種によりましては、絶滅が明らかに危惧されていると思われる種でありましても、天然記念物あるいは特別天然記念物というふうな指定は受けているものの、この法律に言うところの国内希少野生動植物種としては指定をされていないという例があります。
 例えば、私の地元であります、私は京都の丹波というところに住んでおるわけですけれども、琵琶湖・淀川水系の上流の方に当たるわけですが、コイ科の魚類でアユモドキという特別天然記念物の魚が生息をいたしております。これは琵琶湖・淀川水系とそれから岡山の吉井川、旭川水系にしかすんでいないということで、動物地理学の上でも非常に学術的な価値の高い魚種ではないかというふうに思うわけでありますけれども、明らかに少ない。本当にもう絶滅に瀕しておるような状態でありまして、私自身の感触としては、もう近いうちに本当にいなくなってしまうだろうというふうに思っているわけですけれども。
 本当に今心配をされる魚種が特別天然記念物ではありながら、この法に言う希少野生動物種には該当していないというところは非常に分かりにくいのではないかというふうに思うわけですけれども、このような分かりにくさというものはどういうところから起こってくるのか、あるいはこの分かりにくさを解消するためにはどのような見解をお持ちなのか、御紹介をいただければありがたいと思います。

発言情報

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発言者: 小泉顕雄

speaker_id: 10512

日付: 2003-06-12

院: 参議院

会議名: 環境委員会