浜田卓二郎の発言 (金融問題及び経済活性化に関する特別委員会)
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○浜田卓二郎君 公明会派を代表して御質問をさせていただきたいと思います。
最初に、竹中大臣に何点か伺いたいと思いますが、先般の参議院の予算委員会で申し上げたことの繰り返しになると思いますけれども、その間、我が財政金融委員会では参考人質疑を行っておりまして、そのやり取りも踏まえて再度御見解を承りたいと思っております。
まず、先ほど近藤委員がお取り上げになった繰延税金資産の問題についてですけれども、今主要十三行では大体八兆円程度、全銀行ベースで十一兆円程度の繰延税金資産があるというふうに私は聞いておりますが、これ私ほっておくと増えると思うんですね。つまり、なぜ繰延税金資産が生まれるかといえば、先ほど来議論になっておりましたように、課税当局の無税償却の範囲と、それから金融庁が指導するというか銀行業務に必要な引き当ての額と、この乖離が繰延税金資産になるわけですから、貸付債権が増えれば増えるほど、あるいは新たに貸付けが起きれば起きるほど、そういうことによって生ずる繰延税金資産は増えていくだろうと思います。
他方、現実に引き当てて有税償却をしておった分が、翌年度に引き当て債権が、引き当てておった債権が貸倒れになった、現実化したと、その段階で洗い直しますから繰延税金資産は減るわけですよね、論理的にはね。しかし、五年間という時間で考えて、私は繰延税金資産というのはこれからまだ増えていくだろうというふうに勝手に思っておりますけれども、大臣、どうですか。